江戸時代の性事情 | 2024年03月21日21時 - メンズエステ小倉家

本日のネタを探して色々なコラムを見ていると、江戸時代のセックス事情について書いた面白い記事を見つけたので紹介したいと思います！


■性行為は庶民が野外で上流階級が屋内

江戸時代では性行為をする際、庶民が野外で上流階級は屋内で主にしていたようです。

庶民に関しては自宅でも出来ますが、狭すぎて行為できるスペースがない家が多々ありました。
そのため庶民は山中や畑などに行って、行為する流れも多かったようです。
また、江戸時代には現代のラブホテルのような男女が密会するための『出合茶屋』という所もありましたが、貧しい庶民は利用できませんでした。

■避妊具が高級品

江戸時代にも避妊具は存在していましたが、高級品だったので避妊したくても庶民には手が出ないケースが多くありました。
【江戸時代にあった避妊具の主な種類】
・茎袋(くきぶくろ)
動物の皮を素材としており、装着感の悪さもあってあまり普及しなかった。

・朔日丸(ついたちがん)
現代で言うピル。毎月1日に服用すると妊娠をしないと言われていたが、値段が高いわりに効果はあまりなかった。

・魚の浮き袋
庶民が主に使用。コンドームのように被せて避妊具代わりにしていた。

なお、避妊具ではありませんが、遊女たちはセックス後に膣の中を水で洗って避妊しないようにしていたと言われています。
避妊に失敗して妊娠してしまった時はゴボウを膣の奥に突っ込み、無理やり流産させようとする事もあったようです。

■貞操を守る意識

江戸時代の庶民は、貞操を守る意識が低かったと言われています。
配偶者とだけ性的関係を持つことを貞操と言いますが、江戸時代では妻の浮気が頻繁にありました。
不倫をすると死刑になる事もありましたが、貞操を守る意識はあまり高まらなかったようです。

一方、上流階級の武家では何より血筋を大切にしていたため、貞操を守る意識が高く維持されていました。
庶民のような自由な性行為ができず、家の存続のため結婚する男性も親が決めていたといわれています。

妻が「密通」すれば、彼女も相手の男も「死罪」である。
「密通の男女」を夫が殺害しても無罪である。
とのことです！

■現代との違い

・人に見られても気にしない
恥ずかしいという意識が生まれたのは、西洋の価値観が日本に流入してからです。
江戸時代は現代よりもオープンだったと言えるでしょう。

・浮気や不倫は日常茶飯事
先程も書いたように江戸時代では妻の浮気が頻繁にありました。
浮気や不倫はバレてしまえば重罪になりますが、家柄を守るためにわざと知らないフリをしていた夫もいたようです。

・夜這いが主流の文化
地域によって異なる場合もありますが、夜這いは結婚を前提としての行為として捉えられていました。
男性が女性を誘っても断られる場合は当然あり、合意が得られないまま強引にセックスをしようとすると男性は罰せられます。

・経験が多い女性ほどモテる
経験豊富な遊女が、男性からも女性からも憧れの存在だった影響があるでしょう。
「男性の嬉しいことをしてくれる女性」という捉え方がモテる要素だったようです。