職業に貴賎なし | 2023年11月23日18時 - メンズエステ小倉家

本日は勤労感謝の日です！
SNSに給料明細を載せている方を何人か見ましたが、やはり不景気だなと何とも言えない気持ちになりました。


「職業に貴賎なし」という言葉を聞いた事はあると思います。

多くの方は、Ａの職業とＢの職業を比べて、社会的地位を考えるでしょう。
政治家とコンビニバイトの社会的地位が同じなはずがなく、だから多くの人は「職業に貴賎なしは嘘だ」と言います。

実はこちら、正しい意味は「職業によって人格に貴賎はない」です。
もっと言えば「職業には貴賤はあるが、それに従事する人間には貴賤はなく平等である」という意味です！

この言葉は、江戸時代の思想家である石田梅岩(ばいがん)が言ったとされています。
他にも「負けるが勝ち」などの言葉を残している石田梅岩は、元は商人出身です。

当時の職業は世襲制でした。
世襲制とは、特定の地位や職業、財産は子孫が代々承継する制度のことです。
そのため、本人の意思で職業を決定できるものではなく、

「自分の意志ではどうにもならない職業によって、その人の貴賤が決まったのではたまったものではない。人は皆、同じ価値を持つ人間なんだ。」

と、石田梅岩は主張したとされています。
また、直木賞作家である村松友視(ともみ)は、

「ジャンルに貴賎なし。されどジャンル内には貴賤は存在する。」

という言葉を残しています！
同じ政治家であっても、立派な人もいればゴミみたいな人も存在します。
医者で犯罪を犯す人もいれば、水商売で誠実な人も存在します。

どんな職業でも必ず誰かの役に立っている！だからどんな職業であっても等しく尊いのだ！
なんて言ってる人は、ポエマーにでもなった方が良いと思いますね！

職業に貴賤は存在します！
が、その人自身が立派であるかとは別の問題です。
なので僕が一番嫌いなタイプのクソ客は「ナイトワークで働くやつはバカ」だと言うタイプの人ですね！


日頃の疲れを今日は癒し、また明日から頑張りましょう！