木下　かえで - ビギナーズ　札幌

正直、ここまで“心を掴まれる”とは思っていなかった。 指先の一つひとつが、まるでこちらの疲れやコリだけじゃなく、心の奥まで見透かしているようだった。 施術は決して強すぎず、けれど芯には確実に届いてくる。 それがまた、「わかってるな…」って思わせられる絶妙な加減で、ただのマッサージとは一線を画していた。 何より印象的だったのは、彼女の距離感。 近すぎず、遠すぎず。 施術中ふと視線が合った瞬間の柔らかい笑み。 その一瞬で、「また来たい」と思わせられるのは、もはや技術というより“魔法”に近い。 心地よさに身を委ねているうちに、時間が過ぎるのが惜しくなる。 帰り際、「また来てくださいね」と囁かれた声が、妙に耳に残って離れない。 施術後の体の軽さ以上に、気持ちが前向きになっているのを実感した。 これはもう、癖になる。